画一化か多様性か。
縮小削減かわくわく創造か。
市長主導か市民協働か。
閉ざされた政治か開かれた政治か。
合理化か人の心によりそった政策か。
わたしはその選択肢をみなさんにお示しするために市長選に挑戦することを決めました。
あなたのかけがえなく大きな一票。
今、この高島市の未来を決めます。
わたしはこの4年間の市政運営を議員として見てきました。 さまざまな料金の値上げ、サービスの削減、小学校3校の廃校、指定管理問題、リゾートホテルの誘致のための水道や道路の巨費の支出、公共施設半減計画… 高島市に暮らす人を第一に考えたとは思えない政策の数々が、わたしの目の前を通過していきました。
高島市はこのままでいいのか。 この4年間に合理化のもとに施策が進められてきたけれど、高島市に住む人たちはしあわせになったのか。 現市長の行政は物事がどんどん進んでいきます。「改革」という名の元に進められる個性のない画一化への道。
この市長選挙が人と地域を大切にする道を選ぶ最後の機会です。
高島市を愛し、良くしたいと思っている市民が 行政に対しあきらめることのない
市民が主役のまちづくりをともに手を取り進めていきます。
6町村の特色を生いかして、高島共和国のような多様性あふれるわくわくする高島市を生み出すこと。
ものごとが決まるプロセスを公開し、市民とともに作り上げる透明な行政にします。
本庁機能を新旭に一極集中させる必要はありません。
県下最大の面積をもつ高島市は単なる支所機能にとどまらない、地域の特性を生かした分庁方式が適しています。6つの異なる地域文化を持っていることが高島市の最大の強みです。
従来の都市型の開発や合理化画一化の政策では高島市の持つ良さは失われてしまいます。
豊かな個性輝く高島市をみなさんとともに生み出します。
機能目的別の分庁舎というアイデアがあります。
同じ目的なのにバラバラに活動している行政部門と各団体を一つの分庁舎にまとめます。
◯健康福祉部+教育委員会+社会福祉協議会 を高島市民病院のある高島支所を生かして高島庁舎へ
◯商工観光課+観光協会+商工会
◯農林水産部+土木上下水道部+県の農林、土木を 今津庁舎へ
意思疎通や連携がスムーズに進むようなあり方を考えます。
また分庁舎にすることで、災害時のリスク分散にもなります 。
過疎高齢化が進む地域ほど、その土地ならではの文化があります。
その魅力を発信し、訪れる人交流する人を増やします。
子どもを産み育てることに寛容で、社会全体でこどもを慈しみ深く育てる雰囲気を醸成するために、お母さんやこれからお母さんになる女性を中心にみなさんといっしょに政策を生み出す機会をつくります。
高島市民病院の産婦人科がこの3月でなくなるという問題があります。
早急に新しい先生を探し産婦人科を存続させます。
同時に、助産師さんのサポートによる自宅出産など高島市内で安心して出産ができる環境を整えます。
他市に比べ、一人あたりの公共施設の面積が2倍だから公共施設を半減するという計画があります。一見もっともらしいのですが、高島市は県下最大の面積をもちます。単に公共施設を半減すると、公共施設が遠くなります。身近にあってこそ、使ってこその公共施設です。公共施設の使用料の値上げ、1分を超えたら1時間分の料金を取るという方針も、公共施設の利用を少なくしよう、そして利用実績が低いからその施設を廃止しようという目的の布石でしかありません。
公共施設は行政の財産ではありません。市民の財産です。公共施設の再編については見直し、市民のみなさんに思い切り使っていただいて高島市の文化やスポーツをもりあげて、健康を増進していただきます。
原発や再稼動について賛成や反対に分かれて議論している暇はないと思います。
原発は今まで人々の生活の一端を支えてくれましたが、次世代に引き継ぐべき技術ではないことは3.11で明らかになりました。
原発には「今までありがとう」と感謝をおくります。
ありとしあらゆるいのちが豊かに栄える次世代のエネルギーを開発していくことと、廃炉を進めていくことが最大の防災対策です。
わたしがお示しする数々の政策は、すべて今ある予算の使い方を変えれば実現できるものです。
たとえば公共交通のシステムでも、現在空気を運んでいるといわれる大型バスが運行し2億5000万円かかっています。2億5000万円あれば、タクシーを1日3万円で借り上げれば旧6ケ町村それぞれに1日3台づつ走らせても2億円で済みます。
豊かな森林、豊かな水、豊かな琵琶湖、おいしいお米やお酒、質の高い発酵食品、縄文の古代史ホツマツタヱ。
人々の力と高島市の持つ豊かな自然という、今までは潜在的に眠っていた無尽蔵の宝を目覚めさせます。
合併をしたら、地方交付税が減額されるということは12年前の合併時には当然わかっていたことです。合併をする前にくらべて、旧6ヶ町村に分配されるお金は少なくなります。それが合併であり、行政の効率化です。そしてそれを進めたのが当時の滋賀県の合併推進室長であった現市長です。
厳しい財政事情ですが、単にサービスを削減したり、値上げをすることではなく、予算の使い道を変え、市民のみなさんの知恵と協力をあおぎ、あたたかい行政を運営していきます。また高島市の持つ潜在能力を引き出して、新たな財源を創造します。
わたしは人の持つ力を信じています。
信じる力、わたしは市長力の大事なことと思います。
市民の力を信じる力、職員の力を信じる力、高島市の持つ力と可能性を信じる力。
信じること、信頼することがその持てる能力を発揮させることにつながります。
最終的にはそのすべての責任を負う力も大切な資質です。
最終的な責任は市長にあります。
職員に責任転嫁するのはおかしい。
求償はすぐに取り下げて職員に謝罪します。
高島市環境センターが処分場の受け入れ基準を超えるダイオキシンを含んだごみ焼却灰を神戸の埋め立て処分し、市が損害賠償として支払った費用の一部715万円を関係職員21人に現市長が求償した問題があります。
わたしは最終的な責任は市長にあると思います。
なんのための市長ですか。
職員に責任転嫁することは、問題外です。
当然、求償はすぐに取り下げて職員に謝罪し、求償された方々の名誉回復に努めます。