お金のひみつを描くきっかけ

 1997年日産生命、拓銀、山一證券の破綻 

 1997年、当時の四大証券会社のひとつであった「山一證券」が破たんした。「銀行と証券会社は潰れない」と言われていた時代に、巨大証券会社であった山一證券が破たんしたことは世間に強い衝撃を与えた。...

 

 その翌年の1998年、当時大学3回生で就職活動をしていたわたしたちは突然に「就職氷河期」に翻弄されることになりました。「就職」という個人の人生の大きな節目が「社会の経済、景気」によって大きく影響されるなんて... 

「失われた20年」のはじまり、「ロストジェネレーション」世代

 

 就職してから日本経済新聞を読み、「不況」の原因を知ろうとしました。また「金」投資や「外貨預金」を始めたりしました。しかし、いくら日経新聞で掲載されている解説記事を読んでも、ちっとも腑に落ちた感じがしないのです。ブラックな企業で働き体を壊して入院して退職...再び就職し、そして子育ての時

 

 2007年8月安部芳裕さんのHPを知り、目からウロコが落ちました。なぜ不況になったのか今までずっとわからなかったことが安部さんのHPには書かれていたのです。そして「お金のひみつ」の文章を読んで衝撃を受けました。今までお金を使ったり、働いて稼いできたから、お金のことを知ってる、わかってると思っていたのに、知らなかったのです。

「お金のひみつ」を広く知ってもらいたい!!

そう思ったわたしは 安部さんのHPのリンク先を友人に伝えたりそれは一生懸命でした。ところが友人たちには全然ピンと来ない、伝わらない...

 

  たしかに、文章がたくさんあってむずかしそう、読む気になれないのかもしれない...と思ったわたしは得意のイラストを描いて、「お金のひみつ」をわかりやすく表現しようと思いました。

そこから「お金の成り立ち」や「お金の問題点」が生まれました。イラストを描き、文章の中身を凝縮したり、濃度を薄めたりして...読み語り動画として録画して編集してYouTubeにアップしました。

「お金のひみつ動画集」https://momo4ende.jimdo.com 

 

 そして2010年3月「銀行がナイショにしてるお金のひみつ」姫路の山内尚子社長の「株式会社きれい・ねっと」から出版しました。http://kilei.ocnk.net/product/27 オールカラーで500円 販売中